べるべる研究日誌

なんでもやる系エンジニアの日々

DreamHostを使ってみた

ちょっと前にウワサになっていたDreamHostを契約してみた。といっても他の人には「いいらしいよ」と無責任に薦めていたのだけど(汗。VPSよりも多少制約がついても結局メンテナンスしたり、アップデートしたりするのを最小限に押さえた方がいいと思ったので。あとは、アカウントも自由に作れるので、他の人に使ってもらったりするのにも便利かなと。あと、Railsも動くらしいし。

サイト数無制限、ディスク容量147GB、転送量1.47TB、無制限のMySQLデータベースとかなり太っ腹な仕様。とはいっても147GBも何入れるんだとか、ほんとに負荷に耐えられるのかとか疑問はありますが。

レンタルサーバ DreamHost がすごい - d.hetima
DreamHostのカタチ 良い鯖.com
ニテンイチリュウ: DreamHostを1年半ほど使ってみた感想

セットアップは他のサイトにあるようにプロモーションコードを使って$97引きで。カード払いだとすぐに返信メールが来て、セットアップ完了とのこと。自分のドメインを使うのでDNSを向ければ即使用開始のお手軽さです。コントロールパネルからドメインの登録をするとVirtualHostで自分の/home/username/domain.com/以下に作られたディレクトリーに飛んでくる設定になっています。サブドメインも登録するだけで、すぐにディレクトリーが作られてアクティブに。apacheの生ログも/home/username/logs/domain.com/http/以下にちゃんと記録されるのでこれも便利。基本的にちょっと追加するだけで、どんどんサイトが作れます。

ユーザーアカウントごとにFTPかSFTPもしくはShellの選択ができて、これが最大75ユーザー作れます。また、mysqlはユーザーとデータベースを設定すると別のMySQL用のサーバーが自分のドメイン(mysql.mydomain.com)に割り当てられ、自動的にphpMyAdminのセットアップまで行なわれます。subversionもクリックするだけ。/home/username/svn/というディレクトリーの中にプロジェクトごとにレポジトリーが作られコントロールパネルで設定したパスがリダイレクトされているようです。

という感じで、その気になってさくさくやっていたら懸案だったテスト用サーバーの移行があっさり終わってしまいました。サーバー設定抜きで、ディレクトリーつくって入れて、動作確認まで半日で一気に。VPSとかだったら環境構築から始まって細かい設定まで自前なので、もっと時間がかかっていたでしょう。

ということで、オススメなのですが気になるのはサーバーの負荷とかレスポンス。共有しているユーザーにもよると思いますが、自分の割当のサーバーでは特に問題は無い感じです。Flet'sの回線上のサーバーからのpingも110ms前後で気にならない程度だと思っていたのですが、今日は夕方から夜になって急に350msくらいににまで落ちてきました。今は回復しています。コントロールパネルではそれほど感じなかったのですが、sshで入っていてちょっと反応がにぶいな、と感じました。サーバーの手前で急激に落ちているので、Dreamhost全体の帯域の問題かもしれません。この辺りはしばらく統計をとってみないとわかりません。

ということで、ちょっと外にサーバーが欲しい人、管理の手間を省きたい人、安ければ英語でもかまわない人におすすめです。細かいFAQ等はwikiも充実しているようなので、特に困らないような気がします。個人的にはかなり久しぶりに外部のレンタルサーバーを使ったのですが、便利さにちょっと感動しました、

レスポンスに満足いかなかったりしたら「やっぱり国内のさくらだよね」とか裏切るかもしれません:-p

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