べるべる研究日誌

なんでもやる系エンジニアの日々

iPod Touch Jailbreak

ついに、iPod touchのJailbreakが公開されました。といってもTIFF脆弱性を使っているので、アップデートされるとすぐにできなくなりそうですが、ファイルシステム全体がいじれるので次もなんとかなるでしょう。

ということで、くわしくはココにありますが、簡単に翻訳と解説

  • iPod touchSafariであるURLにアクセス。(ここでシステムエリアのみの300MBのiPodになる)
  • iPHUCでシステム領域を「getfile /dev/rdisk0s1 iphonefs/rdisk0s1 314572800」としてダウンロード(iPHUCのバージョンに注意。ダウンロードには時間がかかる。違うバージョンのを使うとすぐ終わってしまう)
  • dmgを拡張子にして開き、fstabを書き換え
  • iPHUCで書き換えたdmgファイルをputfile
  • iNdependenceでsshの穴開けを行なう(タブから選択、2回電源ON/OFFの必要がある)
  • sshでアクセス(root/alpine)
  • うまく行っていればsftp(CyberDuck等)でファイル操作可能らしい
  • できなかったので、システム領域の/Applications/にAppTappを追加してputfileをやりなおし
  • sshでログイン後/Application/AppTapp.app/AppTappと入力してAppTapp起動し、BSD Subsystemをインストール
  • 再起動後sshでMediaをMedia_sym, MediaoldをMediaにリネーム(ここでiPodの容量がもとに戻る)

という感じでした。後はsftpで必要なファイルを転送します。その後はお好きにどうぞという感じです。

iNdependenceでうまくsftpがインストールできなかったのでちょっと手間取りました。後からチェックしてみるとsftp-serverをインストールしているようで、これがうまく動いていなかった模様です。