べるべる研究日誌

なんでもやる系エンジニアの日々

生と死の境目

 午前1時過ぎ、外から女性の「助けてー」「助けてー」という悲鳴が。他にも何か叫んでいるようで、真夜中の近隣に響き渡る声。何事かとベランダに出て辺りを見るが人影は見えない。そのうち近所の人も何事か?と家から覗く姿がチラホラと。

 見回していると道を挟んで正面のマンションの階段の踊り場の天井に手を広げている人のシルエットが見えた。逆光で顔は見えないし、距離はあるのでハッキリわからないのだけど。飛び降りようとして足がすくんで戻れなくなった感じ...。自宅ベランダだと上から路面まで見えるポジション。野次馬なオイラですがデジカメを持ってくると飛び降りそうな気がしてさすがに写す気になりませんでした。

 とりあえず110番通報。場所を聞かれるが向かいのマンションというだけで、正確なマンション名がわからない...が多数入電してきた模様で判明したとの事で電話を切る。しばらく女性は叫んでいたが、近所の人?とおぼしき人が上に登って身柄を確保。その人を一階におろしたところで警察到着。電話してから10分程度かかりました。

 寸前だったけど「助けてー」と声を出して助けを求める勇気があったのだから、何があったから知らないけれど、救われた命を大切にこれから生きて欲しいな...。

 ちなみに家族はこのドラマのような出来事の中もみんな就寝中。寝室に帰ってダイナミックな格好でイビキをかいているチビ達をみてすごくホッとしたのでした。