べるべる研究日誌

なんでもやる系エンジニアの日々

使えてはいけない物は使えなくする

 システムは使えてしまう事がある程度公知になってしまうと、それが本来の機能や仕様じゃなくても一人歩きしてしまう。使えてはいけない機能は、使い出す人が出る前に速やかにつぶすべきなのだ。

 営業なんて基本的には非対応であろうが制限があろうが「使える」事を知ってしまったら「非対応だけど実際は使えます!」と宣言して売ってしまうだろう。それは、何故非対応なのかの意味を知らずに「できたから」という実体験や「動いた」という情報だけでだ。
 ある日それが不具合の原因になったりして動作しなくした途端、お客さんと社内から一気にクレームとして噴出して対応をせまられる。そして営業側としては「お客さん」という大義名分をふりかざし、根本原因を無視して対応を迫ってくる。

 使えてはいけない物を使えるようにしてはいけない。

 当たり前の事だけど、開発時の仕様変更があった場合に、きちんと管理して中途半端に残さないように注意しなくては...。