G検定合格
先日行われた日本ディープラーニング協会のG検定(JDLA Deep Learning for GENERAL)を受験し、無事合格しました。
ディープラーニングは自己興味で少しづつ勉強はしていたものの、本は計算式のあたりで挫折していたため知識としては中途半端な状態でした。
勉強方法
たまたま昼時に「本日締め切り」というRTを見て調べたところ「公式テキスト」を見つけたので、出題範囲が絞れるのであれば。1週間でどこまでできるかチャレンジしてみようという気になりました。
深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト
- 作者: 浅川伸一,江間有沙,工藤郁子,巣籠悠輔,瀬谷啓介,松井孝之,松尾豊,一般社団法人日本ディープラーニング協会
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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テキストはKindle版で即買いして、その日の帰りの電車の中で半分読破。ただし、練習問題をやってみるとあまり理解できていない事が判明。そのため、気合いを入れ直してポイントをノートに記録して覚えました。
そして、G検定模試なるものを見つけたのでやりこみ。結果として3巡しました。
試験
子供に邪魔をされないように、会社に出勤して受験。また、テキストやインターネットを見ても可なので大画面モニターにPCタブレットを準備して挑みました。また、模試のページも回答を開いた状態で検索できるようにしました。
事前にログインしておくと、開始時間10分前頃に開始リンクが出てきて始める事ができます。早く始めても120分で終了です。
感想
範囲がかなり広いわりには合格率が高いため、実際どの程度の点数で合格できるかは不明です。公式テキストを数回読み込み、他の参考書も目を通しておく(少なくとも、どこに何が書いてあったか把握しておく)のが大切だと思います。公式テキストで既存の知識をかなり整理できた部分があったので少ない勉強時間でしたが、初心者や触れたことのない人にはかなりハードだと思います。
試験時間が226問で120分なので、真剣にGoogleで検索していると時間切れになります。最低でも半分くらいは脊髄反射で答えられる問題がある必要があります。個人的には時間は十分でした。
資格自体は民間団体の認定なのですが、ディープラーニングの知識を持った人材としてのアピールはできるかと思います。また、公式テキストは数式も少なく基礎的な部分をまとめてあるため、本を読んで数式で挫折している人には良い本かと思います。