べるべる研究日誌

なんでもやる系エンジニアの日々

ESPer 2007に行ってきた

未踏関係者では無いのですが、友達がいるのでどんな感じなのかノゾキにいってきました。いろいろな発表とか、未踏の雰囲気を感じることができたか気がします。自分的にすごく刺激になりました。

以下は自分的メモ。

  • リサーチャーとエンジニアの究極合体(西川徹さん)

同じように技術中心の会社にいたり、自分でもエンジニア中心の会社を目指しているだけに参考になった。受託をしない。研究から実用にするためには、システム設計、使い勝手、互換性、ドキュメント、ビジネス...などをしていかないといけない。コミュニケーション、モチベ−ション。大会形式の追い込み「ニコニコマーチ」。新しい技術だからこそ自分達で企画、製作、サービス化をする。自分達で分析し自分達で身につける。Skypeで毎日会議。

ページが見つかりませんでした | 株式会社Preferred Infrastructure

  • 研究と未踏とビジネスと(首藤一幸さん)

IPAの成果を会社でどう使うかについて参考になった。基本的に作った物の権利は個人の物になるが、譲渡する場合は適正な対価かどうかIPAの確認?が必要になる。会社としては権利のあやふやなものをビジネスとして使えない。対価(顧問料のような形)+ストックオプション

ウタゴエ株式会社 Utagoe Inc.

  • 学生が挑んだ未踏”ユース”の内情(井上恭助さん)

いきなり迫力のあるプレゼン。ムービーも交えておもしろかった。後半は「ユース」の利点等。お金は上限があるけど、人とか技術の面で得た物が大きかった。ぜひ挑戦してみるべき。

  • 私的所有の生物学的紀元(鈴木健さん)

サルッガッソーの議事録ドリブンな会議システムはなかなか面白そう。意見を書いていき、それを意見・結論・とかに分けて行く。そして最後にはちゃんと議事録もできているというしかけ。これはおもしろい。ただ、プロジェクターが1個しかない場合が問題か。Googleみたいに全部の会議室に2台おくとか、書記な人がやるとか....。NOTAも共有システムとしておもしろかった。

株式会社サルガッソー
NOTA : Enjoy Co-Writing

  • Interactive Smart Computers(五十嵐健夫さん)

これはデモに圧巻。さらっと引いた線が3Dになったり、それに点を指定することで動きを与えたりということができるデモ。これをどうやって書いているのか...。プログラマーな人が多い場所だからこそ「うぉ」っという感嘆の声。ボワイトボードとかのグルーピングとか3Dアニメーションとか。

HomePage of Takeo Igarashi

  • 技術は国境を越える

恐れずに外に出よう!という話。海外に行く=永住、では無いということとか。日・中・米・欧は1:1:2:2の市場規模。日本国外に出れば6倍もターゲットが広くなる。儲けるためには市場規模重要。

  • ソフトウエアを効率よく書くために(川口耕介さん)

いかにもエンジニアでコードをバリバリ書く人なんだなーという印象。テストツールHadson作者。なまける技術。自分が全部やっていては死ぬまでに終わらない。ということで、他の人を巻き込む。なまけることを教えて、輪の中に取り入れる。

  • 未踏発 ネイキッドテクノロジー起業(平野未来さん)

気持ちがよくわかるし起業2期目の自分としても参考になった。プレゼン初の女性。会社起業について。ブレイクスルーするには仲間・踏み出す勇気・環境・ビジョンが必要。一度失敗気味?で、その後何が足りないかについて考えてから再スタート。

株式会社ネイキッドテクノロジー

おし、来年は提案頑張ろう。(気がついたら今年度のは例年より早く公募が終わっていた orz)