べるべる研究日誌

なんでもやる系エンジニアの日々

祖父が亡くなった

 朝6時に実家から電話がかかってきて祖父が危篤との事。

 ちょうどこの日はめったに無い社外打合せの日。しかも自分がプレゼン予定のため資料も手元に。途中で「意識は戻ったので大丈夫っぽい...」と連絡があり、少し迷ったけど仕事は考えずに行くことに。

 朝9時過ぎに東京を出て午後に奈良の病院についた時に祖父はうっすらながらも意識有り。そのうち段々と意識が戻ってきて、ベッドの周りでイタズラを始めたチビを見るかのように「体を起こせ」とかは言ったりしていた。しまいには「大丈夫だ帰っていいよ」と言ったり、「いくらかかった?」と費用の心配をするくらいでかすれながらも声が出ていた。あまり力強くは無いものの、会話できるということで少し安心した。

 「家に帰りたい」とずっと言っていたので、もう体力もあまり無く無理に延命もしないという方針も有り、自宅に戻る手続きをし、車やら介護保険やらの手続きが進み、翌日帰宅することに決定した。少しは容態も安定していたという事もあって、食事に出かけで祖父の家に帰宅。

 リビングの片付けをして介護用ベッドが入れるようにとソファーを移動していたその時、病院より「心臓が止まった」との連絡。徒歩10分くらいの病院に大急ぎで駆けつけた時は息を引き取った直後だった。段々と冷たくなっていく祖父の手をにぎりながら、半年前に米寿のお祝いの時の酔った笑顔を思い出していた。
 
 葬儀の時の写真は、自分の結婚式に出席した時に妹が撮った笑顔の写真。オシャレなおじいちゃんがピチっと正装して、それでいてリラックスしたいい写真でした。

 チビを見せることができたし、じいちゃん孝行はできたかな?