さくらVPS 2GでCloudFoundry
SoftwareDesignの特集を見てCloudFoundryを少しいじってみたら仕事に趣味にいろいろ使えそうな感じで感動した。GAEも少しだけ仕事で使っているけど「アプリを書くだけ書いてサーバー側の環境構築が不要な環境」っていうのは非常に便利だし運用も安心できる。最近は仮想環境上が多いのでそのままイメージで維持していける事が多いけど、他の人が再構築しようとするとすごく手間がかかるのでやらなかったりするので。(手順書とか依存アプリのインストール方法とかキチンと記録されているのがマレ)
CloudFoudry.comも便利だけど「さくらのVPS 1.5G」を2GBに上げるついでにその環境を俺様専用CloudFoundryサーバーにする事にして入れてみた。
Ubuntuのバージョン上げ
nano /etc/update-manager/release-upgrades
Prompt=normal
sudo do-release-upgrade
途中で11.04になったら起動してこなくなったのでかなり焦ったが、先人の知恵で対処。危ない危ない。(他のサーバではひっかからなかった気がするのだけど、マニュアルに従ってディスクを200GB単一でサクッと切り直したのが原因かも)
さくらVPSでUbuntu 10.10から11.04にdo-release-upgradeしたらgrubプロンプトへと叩き落とされた場合の対処 - キュウリのように落ち着いて
ずぼらさんはapt-get
専用サーバーにしちゃうつもりでサクッとインストール。g++とかまで依存関係で一気に入った。
sudo apt-get install python-software-properties sudo apt-add-repository ppa:cloudfoundry/ppa sudo apt-get update sudo apt-get install cloudfoundry-server
これで完成?とりあえずサーピスはすべて動いているしDBも入った。基本的な環境はできちゃったみたい。
自分のドメイン設定方法
しかし、DNSを向けてあるのにvmc targetコマンドを打ってもapiエラーが返ってきて、うまくいかない...。いろいろ見るが全部例がapi.vcap.meになっていて/etc/hostsにエントリーを追加しろとかいてあるだけ。肝心の変更するときの設定ファイルはどこ?(汗
こてさきAjax:Cloud FoundryをMacで動かしてみた - livedoor Blog(ブログ)
このblogにヒントがあった!
cloud_controller/config/cloud_controller.yml
external_uri: api.vcap.me
ここを変更すると、ドメイン名がvmc targetで認識するようになりました!
完成!
設定ファイルをきちんと読んでいないので挙動がわかっていないのですが、これでオレオレCloudFoundryが完成。cloudfoundry.comみたいにアプリケーションURLを自由的に作成してアプリケーションがデプロイできます。
Rails+Passangerとかで動かしているアプリはRails3対応に変更して全部この環境に統一したほうが、将来的にもいい気がしてきました。
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追記
一応新しいバージョンが下のレポジトリーにあるっぽい
sudo apt-add-repository ppa:cloudfoundry/testing